アート・音楽・ヴィジュアルを融合させたorbitでの企画『LOCUS』、第2回目は「弦」と「リズム」にフォーカスします。
ライブ1組目は、ラップトップミュージックの機械的ビートをベーシックに、インドの古典弦楽器シタールによる弦の響きをシンセサイズする2人ユニット『APRL』と、イスタンブールを拠点にドラマーとしてキャリアをスタートさせ、訪れたインドでのインド打楽器タブラと出会いから、現在はタブラ奏者としてフュージョン及び中東音楽といった、異色の音楽とのコラボレーションを続けている『Serhan Baki』を迎え、シタールによる幽玄な弦の緊張感と、多国籍経由のタブラ+エレクトロによるビートとの融合を試みます。
2組目は、エクスペリメンタルミュージク界で圧倒的な存在感と異彩を放つバンド『sim(シム)』を率いる個性派ギタリストであり、近年はサーキットベンディングの手法をとりこみ、機械的なバグやエラー、ノイズを即興的に演奏に取り込む『《《》》(metsu)』を束ねるギタリスト/音楽家『大島輝之』による驚愕のギタープレイ。対するリズム奏者は、波紋音・音のかけら・三昧琴といった音具・美術工芸品・自然物・非楽器など、あらゆる音の鳴る造形物を駆使し、まさにリズムを紡ぐように生み出す『松本一哉』という、2人の圧倒的なイマジネーションを持つインプロバイザーによる演奏が繰り広げられます。
ビジュアルは、Aprlのライブでの映像担当や、サウンドインスタレーションと映像のコラボレーションなど、様々なシーンでヴィジュアルを提供するVaEncによる即興の映像が映し出され、空間を彩ります。
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LOCUS#02
2016.8.20 SAT
18:30 Open/Start
ADV ¥2,000+1Drink
at Door ¥2,500+1Drink
▪️LIVE:
大島輝之 × 松本一哉
APRL × Serhan Baki
VISUAL VaEnc